苦悩する証券マン
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 黒板部分には、シーン番号、カット番号、テイク番号が記され、撮影される。その他の簡単な説明が記入される場合もある。テイク番号は、同一シーン・同一カットを複数回繰り返した場合のもので、監督のOKが出るまでカウントアップしていく。大抵、テイク番号の最も大きい数字のカットがOKが出たカットだが、実際にはそれ以前のものから比較的良いもの(キープカットと呼ばれる)が使われる事もある。 日本では、カチンコを手に持ち、手を伸ばした状態で鳴らす事が多い。又、カチンと鳴らした後、猛ダッシュで退散するか、地面にかがんだりひれ伏したりしてカメラの画角を外れる事が要求され、短い時間で退避ができる事が助監督にとって重要な職人芸であるとされる(これは、フィルムを無駄にしないためである)。ハリウッドなどでは、カメラが回り始めた後しばらく速度が安定するまで待つため、カチンコを鳴らした後猛烈な勢いで退避するという事は要求されない。 成り行きで回し始め、カット後にカチンコを入れることを「けつカッチン」、または略して「けつカチ」、「あとカチ」などとという。これが転じて、役者やタレントのスケジュールに「後ろ」がある時など、「出」の時間(ケツ)が決まっている場合にも用いられるようになった。 現在の映画撮影では、同時録音が出来るシステムを備えた機材が増えているため、映像と音声のシンクロを取るためのカチンコとしての重要性は低まりつつある(特にビデオカメラで撮影する場合には、同時録音が前提なので、映像と音声を一致させるという作業そのものが不要である)。しかし、映画撮影の世界では、雰囲気の尊重もあり、生き残っている。 又、シーン番号やカット番号の記録は、同時録音の有無とは関係なく、重要である。そのため、ビデオ撮影の現場では、カチンコそのものは使われないとしても、スケッチブックにフェルトペンなどでシーン番号・カット番号・テイク番号を記したものを撮影するということは今でも行われている。カチンコがかたちをかえて今も生き残っている姿であるといえる PR |
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